在宅医療(訪問医療)の薬剤師になるにはどうしたらいい?
初めまして。薬剤師のあやといいます。
(奥のほうにいるのが新卒募集の求人サイトに載った私です)
今年で33歳になります。私はこれまで大学卒業後は病院の薬剤部へ就職しました。でもそこの職場が、かなり悲惨で。。(後ほど詳しく書きますね)それで5年務めたあと、
在宅医療(訪問医療)の薬剤師として調剤薬局に転職しました。
転職して2年くらい経ちます。
病院に勤めていた時は本当にいろいろありました。在宅医療(訪問医療)の薬剤師はやりがいもありますし、転職して本当によかったです!
このサイトでは私の転職活動の体験談をお伝えしていきたいと思います。
■在宅医療の薬剤師になりたい!!その前に…
私が転職に当たり、かなりお力になっていただいたのは
薬剤師転職エージェントさんのお力でした。転職エージェントさんは沢山ありますが私が特にご紹介したい業者様は、リクナビ薬剤師さんです。
そのほかのエージェントさんについては下記にランキングを作っています!
こちらもご覧になって比較してみてください。
■在宅医療の薬剤師になるまで
こんな職場やめてやるううう!!
私が大学の薬学部を卒業して就職したのは、400床規模の総合病院の薬剤部。
年収は400万程度でした。
しかも総合病院ということもあって、一日の外来の患者さんの数が2000人、多くて3000人という病院。かなり忙しかったです。
薬剤師の元々の人数も2~3人くらいだったので、かなりバタバタしていましたね。私の同期は体調崩して一年くらいで辞めてしまいました(泣)そんな状態が3年続いたんです。
その後あの女が現れた…私がうけたパワハラ・・・続きを読む
■在宅医療の薬剤師という職業にに出会った
在宅医療の薬剤師に出会うきっかけ
在宅医療の薬剤師という転職の機会に恵まれたのは、知り合いづてで紹介してもらった転職エージェントのリクナビ薬剤師さんの方でした。(そのあと何社かともお話しをしています)
後ほど詳しくは書きます様々な転職方法を試し、忙しい中での転職活動を考えていた私にとってはとても有り難いお話しでした。
転職エージェントについては最後の章に記載してあります。
特にエージェントのYさんという男性で初めての転職活動でかつどんな仕事がいいのか、戸惑っている時にとても親切に、親身に自分にとって何がしたいのかを丁寧に聞いてくれました。
いろいろヒアリングする中で、
そこでそもそも私がどうして薬剤師にになりたかった理由を話し、根本的な点からご紹介をいただけました。→ そもそも私が、薬剤師を目指した理由
■在宅医療の薬剤師のお仕事
在宅医療の薬剤師とはどんなお仕事なのか?
在宅医療で働く薬剤師は、配属先は地域密着型の調剤薬局になります。
でも実際の仕事は調剤薬局の外来ではなく、患者さんのお宅に訪問することです。一件ずつ患者さんのお宅に訪問して薬の説明をし、「薬を毎日、決まった量を飲めているか」という服薬管理を行います。
イメージでいうと、下の動画みたいな感じです。
患者さんのお宅に訪問しますので、患者さんの家族にも薬の指導を行います。コミュニケーションがとても大切なお仕事です。→在宅医療の薬剤師のお仕事・・・続き
■在宅医療の薬剤師になるメリット
在宅医療の薬剤師のメリットは、主に3つです。
1 コミュニケーション能力が身に付く
2 地域医療に貢献できる
3 調剤薬局によっては高給与が期待できる!
→在宅医療の薬剤師の気になるお給料とメリットは!?…続きはこちら
■在宅医療の薬剤師に転職するには?
みなさんは今までどんな方法で転職活動をしていましたか?
薬剤師の転職の仕方でよく耳にするのは、主に4つあります
転職したことのある人は、このうちのどれかのはず。
・ハローワーク
・求人情報サイト
・友達や家族、同僚からの紹介
・薬剤師専門の転職エージェントさん
私は全て試した結果エージェントさんを使うことになりましたが、
上の3つの方法で転職活動していて今までどこか不便に感じたことはなかったですか?
今の職場に転職する時、私もハローワークや求人サイト、知人からの紹介で仕事を探していた時もありました。でも、時間もないし思ったように求人が探せなかったんですよね。
ハローワーク(★☆☆☆☆)
まずハローワーク。給料とか勤務時間とか、勤務条件の情報はあるんですけど、情報はそれだけなのです。給料も「年収500~600万円」みたいな感じで幅が大きいです。
しかもハローワークの職員の人が、私のモデル給与を調べてくれる訳ではないので、自分が本当にその給料でいいのかも分からない状況。いい条件の求人があっても、不安で応募しなかったです。
うーん時間がない私には
転職サイト(★★☆☆☆)
次が求人サイト。求人サイトはハローワークに比べると情報も多いし、モデル給与も経験年数ごとに書かれているだけですが「◎◎万円くらいだろうなー」ってイメージはつきやすいです。福利厚生もばっちり書かれています。
でもここで不便なのが
「聞きたいことがあったら薬局に直接問い合わせないといけない」ことなんですよね。
直接薬局に問い合わせると名前聞かれるのがネックでした。。
まだ応募するか決まってないのに名前言わないといけないなんて(泣)
しかも私の場合興味のある薬局が5つくらいあったんですけど、なかなか仕事で時間も取れなくて問い合わせしようと思ってもできなかったです。これは不便。
友達や家族、同僚からの紹介(★★★☆☆)
それで、次が友達や家族、同僚からの紹介。
知り合いからの紹介だと、その調剤薬局の雰囲気とか人間関係とか「働いてる人じゃないと分からない情報」がたくさん教えてもらえました。
これはよかったですね。しかも知り合いからの紹介で面接に行くと、「採用ハードルが低くなる」という話も聞いたことがあります。
これは一番いいかも、、と思って知り合いからいくつか調剤薬局を紹介してもらったんですけど、やっぱり面接受けるのを辞めました。
どうしてかというと、知人が「働きやすい」と言われても、実際に自分に合うかどうかはまた別の話なんですよね。
それで仮に働きづらくて辞めようと思っても、紹介で入った手前辞めづらくなるだろうな…と思ったので辞めました。
それで、臆病な私が行きついたのは「薬剤師専門の転職エージェント」でした。
エージェントを使って転職して本当によかったと思っています。
在宅医療の薬剤師になるのにエージェントを使ったほうがいい理由
エージェントを使って転職した方がいい理由は、主に5つあります。
1 無料で担当がつき、転職サポートしてくれる
2 求人の詳しい情報が豊富
3 自分が納得いくまで求人の情報が聞ける
4 給与交渉してもらえる
5 面接対策もしてくれる
まず一番のメリットは「自分に担当がつく」ということ!
これはハローワークと求人サイト、知人からの紹介では叶わなかったことです。
→エージェントさんが無料でここまでしてくれる理由&Yさんにもらった感動のメール
■薬剤師の転職エージェントの選び方[永久保存版]
ここで、私が登録した転職エージェントさんを紹介しますね。実はリクナビ薬剤師さんを使ったあとにも複数のエージェントさんを活用したほうがいいと友人に聞いたところから何社か登録してみました。
もしどれがいいか分からない場合は、2~3社登録して使いながら自分に合いそうなところを決めるのも一つの方法です^^
私は在宅医療の薬剤師について情報を持っているところということで
話を聞いていましたが、本ブログを見られている方の中には他情報がないか気になられている方はいるのではないでしょうか?
1位リクナビ薬剤師 ☑すぐに転職できる 「もう明日からでも働きたい!」という時ってありませんか? リクナビだと最短3日で転職できるって担当さんが言っていました。 実際にメールの返事も早かったので、3日で転職できるのも納得ですね。 ☑ネットに載ってない非公開求人がたくさん! リクナビがもっている求人数のうち、非公開求人は75%とのこと。 実は好条件の求人ほどネット上だと公にされないんですよね。 実際に私も非公開求人を送ってもらって、今の職場に転職しました。 ☑内定がもらえる面接対策をしてくれる リクナビってやっぱり大手なので、面接の過去の質問とか、情報量かなり多かったです。 アドバイスも的確でわかり易かったです。
2位:マイナビ薬剤師 ☑情報の質は一番! なんと実際にコンサルタントさんが調剤薬局に出向いて、 人事の人や薬局長に話を聞いていると言っていました。 確かにマイナビの紹介してくれる求人の情報はリアリティがあるというか、 実際に働いている人に聞かないと分からないだろうなっていう情報が多かったです。 ☑担当さんと実際に会って話ができる これは地域によるらしいのですが、転職相談会を開いて直接担当さんと話しができます。 ちなみに私も行き、その場で求人も紹介してもらえました! 情報が早く知れたのでよかったです。
3位薬キャリ(M3キャリア) ☑条件設定 誰zよりも早く、自分に合った求人がもらえる自分の条件を設定すれば、 すぐに求人がもらえるようになります。 毎週最新の求人のメールがくるってことだったので、情報収集に便利でした。 ☑応募したいと思ったら問い合わせ 自分でどの求人がいいかしっかり選んでから応募ができます。 自分のペースで求人を探したい、コンサルタントと話すのは応募してからがいい…. という人にはピッタリですね!
■最後に:見てくださっているみなさんへの思い
ここまで私の転職体験談や、今働いている在宅医療の薬剤師のお仕事についてお話ししましたが、いかがでしたか?薬剤師の求人ってたくさんあるので、どこがいいか悩みますよね。
これまでお話しした通り、私は在宅医療の薬剤師のお仕事ができて本当によかったなと思っています。
もちろん、今まで病院勤めだったので、突然患者さんのお宅に訪問するのは抵抗がありました^^; でも周りの先輩薬剤師さんにサポートしてもらえたので、何回か訪問を重ねるうちに慣れてきました。自分の存在が医師や看護師さん、ケアマネージャーからも感謝されますし、患者さんとも直接会話ができて服薬の指導もできるので、とてもやりがいがあります。
「自分自身が地域医療に貢献できてる!」って実感できる職場です。
20~40代の薬剤師さんだとキャリアアップや結婚、子育てにちょうど悩む世代ですよね。在宅医療を担う調剤薬局であれば、店舗もたくさんありますしアットホームな職場が多いので勤務時間の融通も利きやすいことがメリット。女性のライフステージに合わせて、転職しなくても働けるようになります。
私の日記を読んで、少しでも在宅医療の薬剤師に興味を持ってもらえたら嬉しいです。皆さんが納得のいく転職ができるよう、願っています!