1-1在宅医療の薬剤師に出会うきっかけ
在宅医療の薬剤師という転職の機会に恵まれたのは、知り合いづてで紹介してもらった転職エージェントの薬剤師転職.com(メディウェルさん)の方でした。(そのあと何社かともお話しをしています)
後ほど詳しく書きます様々な転職方法を試し、忙しい中での転職活動を考えていた私にとってはとても有り難いお話しでした。
転職エージェントについては最後の章に記載してあります。
特にエージェントのYさんという男性で初めての転職活動でかつどんな仕事がいいのか、戸惑っている時にとても親切に、親身に自分にとって何がしたいのかを丁寧に聞いてくれました。
いろいろヒアリングする中で、
そこでそもそも私がどうして薬剤師にになりたかった理由を話し、根本的な点からご紹介をいただけました。
1-2 在宅医療の薬剤師に出会うきっかけ2(高校時代の体験)
少し話はそれますが、私が薬剤師を目指すきっかけからお話ししたいと思います。
不純な動機ではありましたが「とりあえず理数系が得意」「なんとなく収入も安定してて、とりあえずお金も稼げる」仕事を探すというところからでした(親が自営業なのを見ていた影響もあるかと思います。)
そこで「お医者さん程は目指せないけど、薬剤師ならいけるかな??」というなんとなくのきっかけから目指してみたいと思っていたところからでした笑
しかし高校時代に、おばあちゃんが体を崩したところから一転。
(7年ほど前なくなったおばあちゃんです。)
足が弱くて、ろくに動くことができない病院で過ごす日々だったのですが、お見舞いに行くたびに、いつもにこやかな看護師のSさんが出迎えてくれました。
それがきっかけで看護師のSさんとも何度も会い「看護師を選んだきっかけ」を聞いたのを今でも鮮明に覚えています。
彼女も私と同じように「なんとなく族」な人で、いざ仕事に就き最初仕事も辛いし嫌々だったそうです。
ある年に彼女の父ががんで突然入院した時に、勤務していた病院に来られたそうでした。
末期がんと宣告されたお父様は余命が3カ月と決まっていたそうですが以外に元気で、お昼の時間に何度か会ってにきてくれたそうです。
そしてある余命が近づいたときこう言ってくれたそうです。
「Sはいつも人のために一生懸命に頑張っている、周りをみてみなさいあなたの担当の患者さんはいつも笑顔に見えるけど、君がいないときはみんなムスッとしてるんだよ。
不器用だけど人と思いに育ったお前だから、いろんな人が感謝してくれているんだよ。
どうか人のために最後まで一生懸命に接しなさい。」
その話の1週間後に急に容体が悪くなり、この世を去ってしまったのですが、
彼女にとっての一番の今のモチベーションだと聞きました。
その話をきっかけに私はすこし、
「人と接し、人の役に立つ仕事がしたい。」
そんなことを考えるようになりました。
高校では進路を変えることもなく、世間知らずな私でしたので薬剤師でも困っている人に直接何かを提供できるのかと思っていました。
そこで、とりあえず病院の薬剤師の道を選んだのですが配属された場所には、大きなギャップがありました。
1-3どうして在宅医療の薬剤師なのか?2
こんなきっかけで、なんとなく患者さんと接したい気持ちはありましたが病院薬剤師は看護師と違い全く患者さんと接する機会はなかったです。(挙句の果てにあの先輩です笑)
自分自身がもっとももっと患者さんにちゃんと服薬管理の指導をすることができればと思っていましたが、経験ある人ならご存知かと思いますが、
病院の調剤外来だと患者さんに服薬指導できるのって30秒くらいなんですよね。
処方箋出してもちゃんと服薬できているかは、追跡する訳じゃないので薬剤師には分かりません。私としてはその状況をなんとかしたかったのです。
そこで転職エージェントさんに紹介をもらったのが訪問医療をする在宅医療の薬剤師でした。
在宅医療であれば30分~1時間も使えるし、家族にも患者さんの様子を聞きながら指導できる。それに患者さんは車いすや寝たきりの人が多いので、調剤薬局に行けない人がほとんどです。
地域からも必要とされているのを知って、「訪問医療をしてみたい!」「在宅医療に行きたい!」って更に考えるようにな
りました。実際に訪問医療をやってみてしてよかったと思っています。
地域医療の現場を目の当たりにして、薬剤師の需要がかなり高いことが分かりました。
基本的に患者さんのお宅に訪問して服薬指導をするので、一人ひとりに丁寧に指導できます。何より私の配属された薬局にパワハラする人もいないです(泣)
ここからは在宅医療の薬剤師のお仕事がどういうものなのか、皆さんにお伝えします。参
考にしてもらえたら嬉しいです。
管理人あや:おすすめエージェント